カンジダ症の種類

地域のホームドクター『座間歯科医院』

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最寄り駅は相武台下です✨

座間歯科医院 院長です🌿

前回にひきつづき、口腔カンジダ症について、お伝えしていきたいと思います❕

世の中の病気に、急性期、慢性期があるように、カンジダ症にも急性と慢性があります📚

<急性カンジダ症>
①偽膜性(ぎまくせい)カンジダ症
 灰白色あるいは乳白色の点状、線状、あるいは斑紋状の白いのがでてきます。

②萎縮性(いしゅくせい)カンジダ症
 このカンジダは、白いのが出てこないタイプです。

③紅斑性(こうはんせい)カンジダ症
 舌乳頭の萎縮、粘膜の紅斑が特徴です。 偽膜性よりもヒリヒリとした痛みが強くなります😢

④カンジダ性口角炎
 口角の発赤、びらん、亀裂を認める口角炎もカンジダが原因です。

<慢性カンジダ症>
 長期にわたって、慢性的に経過した肥厚性(ひこうせい)カンジダ症になってしまうと、白っぽい白苔は剥しにくくなっています。

<カンジダ菌は除去できないのか?>

 カンジダ菌は口腔内の常在菌の一種です。
カンジダ菌だけ選択的に退治して0匹にすることは、無理だということです。
普段はある程度以上は菌数が増えないように他の菌と共存しています。
副腎皮質ステロイド薬の投与や糖尿病、全身衰弱などによって免疫力が低下している状態
唾液量の減少長期間にわたる抗菌薬の服用などにより、常在菌間のバランスが崩れると悪さをします💦
 いつもだったら、他の細菌達の間で肩身の狭い思いをしているカンジダ菌が異常に増殖できる状況になります。
 するとその場はカンジダ菌達の天下、楽園になってしまい、カンジダ症が発症します⚠

 ですから何事も、バランスって大切です。
カンジダ、虫歯、歯周病にもならない、悪さをしない菌が口腔内に多くいる状態が最高です🌼
良い感じの口腔内フローラ(細菌叢)を作るには、しっかりとしたプラークコントロールも重要だと言えるでしょう🌷

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