突発性発疹とお口の中

地域のホームドクター『座間歯科医院』

場所は住宅街の中にあります🏡

最寄り駅は相武台下です✨

座間歯科医院 院長です🌿

さて今日は「突発性発疹口腔内」についてお話したいと思います。

皆さん、突発性発疹という病気を知っていますか❓

生後5か月~1歳くらいの子供達に多くみられる感染症の一つです👀
原因のウイルスは、ヘルペスウイルス6型または7型です💦
お熱が3日ほど続き、解熱とともに顔・体を中心に発疹が出現します
だいたい2~3日で消失します。

高熱の後、体中ぶつぶつがでて、子供達はめっちゃくちゃ不機嫌になります。
何をしてあげても怒ってます😡
別名、不機嫌病というそうです(笑)

この病気は発疹、ぶつぶつが全身にでるんですが、実は口の中にも症状がでてるんです👄
口蓋垂の近くにぶつぶつ=永山斑がでます🖊
小さい子が高い熱がでたあと、体中発疹がでて、喉もぶつぶつが潰れて痛いとなると・・・
それは不機嫌にもなっちゃいますよね💦


高熱の最中、体中発疹時に歯科で患者さんを拝見することは、まずありません。
歯科医院では見ることは、あまりないのです。

一方、さまざまなウイルス疾患で、口の中に水疱ができることがあります。
口腔内から気づくことがある、ウイルス疾患といえば、麻疹が有名です。
麻疹に特有の臨床所見とされていたコプリック斑という、麻疹の特徴とも言われている所見が歯科では広く知られています。
国家試験でも正解として、よく出てきていました。


しかしこのコプリック斑、2019年の論文において、風疹や他のウイルス感染症でも出現することが明らかになりました💡
なんと・・・
今日の常識は明日の非常識!📚
医療の進歩は日進月歩🌞🌙

口の中の事だけではなく、体全身の健康を守るためには、さまざまな知識を更新していく必要があると感じました👓

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