拡大床装置 特徴と注意点


歯科医師の上原 玲子です🌻
趣味は登山、とアロマセラピーです🌲
私は今、座間歯科医院で矯正歯科をメインに治療させていただいています。

無料矯正相談もしているので、お気軽にお声がけください🎶

今回は拡大床装置による治療の特徴注意点について、お話ししたいと思います。

<拡大床装置の特徴>

拡大床装置では、歯は側方に傾斜移動(装置に押されて斜めに押されるような動き)をします。

装置をしっかりと使用していただければ、成長期のお子さんでは歯の移動に伴って顎骨の成長も期待しています💓

しかし緩徐拡大床装置だけで、歯のガタガタを完全に取り去ることは、難しい・・・ と私は考えています。

それは拡大できる顎骨の量には限界があり、無理な拡大をしても後戻りをしてしまうことが多いからです😓

(後戻りというのは治療後に歯が動き、良くない歯並びに戻ってしまうことをいいます。)

顎の骨に対して、歯が大きいアンバランスな症例では、歯がキレイに並ぶだけのスペースを拡大だけでは作れないことがあります💦

<拡大床の注意点>

①しっかりと長時間使用して頂くこと 
(毎日13時間以上でお願いしています)

②拡大後も長期の保定を必要とすること
(拡大後、保定装置の使用をお願いします。)

拡大だけでは、歯はキレイに並ばないことがあること
ブラケット装置による歯の整列が必要なことが多いです。)

などが注意点と言えるでしょう👓

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です