赤ちゃんの口腔機能発達不全症

地域のホームドクター『座間歯科医院』

場所は住宅街の中にあります🏡

最寄り駅は相武台下です✨

座間歯科医院 院長です🌿


今回は『赤ちゃんの食べる 機能の発達不全』についてのお話になります😊

<チェック項目>

①先天性歯が生えてないか?
②口唇・歯槽の形態異常はないか?
③舌小帯の異常はないか?
④乳首を口にしっかり含めるか?
⑤授乳量と授乳の回数はどうか?
⑥授乳時間が長すぎないか?

などの項目を診ていきます👀

まずは①先天性歯が生えてないか? について、見ていきましょう📚

生まれつき、または生後1か月くらいの間に授乳の時期に歯が生えるものを、先天性歯と呼びます。
正常な乳歯が生えてることもあれば、過剰歯が生えていることもあります👓

<先天歯の特徴とは>
①下の前歯(乳中切歯)、1〜2本あるケースが多く見られる。
②歯の根っこが未完成で短い、ユラユラしてる。
③表面のエナメル質が薄く、弱い。
④色が茶色っぽい。


正常な乳歯の場合:生後6〜9ヶ月ごろに本来ならば生えてくる乳歯が早く生えてしまったパターン。
乳歯の尖った咬頭を、丸く削ってあげることがあります。
抜歯となった場合、永久歯の生えるスペースが狭くなり、将来の歯並びに影響が出ることがあります⚠
3歳より大きい子の場合は、子供用の入れ歯みたいなのを作ることもあります🌼
小さい赤ちゃんには、入れ歯の使用は無理ですね👀

過剰歯:正常な本数よりも多く・早く余分な歯が生えてしまったパターンです。 
これはいらない歯ということですね🦷 
過剰歯の発生率は、30〜40人に一人くらいの確率だそうです❕
これは抜歯することが多いです💉

授乳時期に歯が生えていると、お母さんの乳頭を噛んでしまい出血や化膿することがあります。
痛くて授乳できなくなりお母さんは乳腺炎、赤ちゃんは上手におっぱいが飲めません💦

母乳育児を希望する方はもちろん、母乳と粉ミルクの混合で育てるとしても、毎回の授乳が痛いのは困ります🍼

特に産後すぐにでる初乳はお母さんからの抗体が含まれているので、赤ちゃんを病気から守るためにも、たっぷりと飲んでもらいたいところですよね🌷

先天歯により、赤ちゃんの舌に潰瘍をつくったり、傷つけてしまうことがあります。
これをリガフェーデ病と呼びます。

先天歯は赤ちゃんの食べる機能を阻害してしまうということが言えます。

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