妊娠性糖尿病

地域のホームドクター『座間歯科医院』

場所は住宅街の中にあります🏡

最寄り駅は相武台下です✨

座間歯科医院 院長です🌿

さて、今日は糖尿病シリーズ「妊娠性糖尿病」です。
妊娠中に血糖値が高いことで発覚する妊娠性糖尿病🍰
妊娠中に耐糖能異常(血糖をコントロールする機能に異常があり糖尿病に近い状態)が発覚すると、厳しい血糖値の測定や体重指導を受けます💦

胎盤からでるホルモンの働きでインスリンの働きが抑えられ、また胎盤でインスリンを壊す働きの酵素ができるため、妊娠していないときと比べてインスリンが効きにくい状態になり、血糖が上がりやすくなるそうです📚

道理でそんなに食べてないのに、妊娠中は血糖値が高かったわけです😲

<妊娠性糖尿病のリスク>
ママにも、お腹の中の胎児👶にも、妊娠性糖尿病は良くない影響を与えます。

妊娠の継続が難しくなったり、赤ちゃんの出産や生存が難しくなるもの。
生まれてきた子供の肥満やメタボが起こりやすくなったり、困ることばかりです。
血液は人体をめぐる栄養であり、赤ちゃんにとっては選択できない唯一の栄養素です。


「できるだけ良い状態の血液を、赤ちゃんに送り込んであげたい」と、お腹の子を大切にする母親達が、一番心配していることですよね💦

歯科では、直接血糖値のコントロールをすることはできません。
でも、歯科医院では歯石の除去、プラークコントロールができます。
歯科医院でのPMTC(プロフェッショナル メカニカル トゥースクリーニング)では、歯周組織の健全化を目標にしています。
妊婦さんの歯周病による歯肉の炎症を改善することで、歯周病菌による内毒素を減らし、炎症性サイトカインの産生を減少させることが期待できます❕

研究論文では歯周病が改善すると、血糖値も改善の傾向があるというデータがあります。
お口の中を健康にすることで、体の健康に貢献できる🌼 
それが歯科医師や歯科衛生士の仕事なのだと考えています😊

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