散る桜 残る桜も 散る桜🌸
座間歯科医院 送迎スタッフの田中です🚗
桜ともお別れの時期が来ましたね🌸。
🌸『散る桜 残る桜も 散る桜』は良寛和尚の時勢に句です。
人生のはかなさを見事にとらえた句だと言われています(^^)v。
🌸『世の中に堪えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし』
と詠んだのは在原業平です。
これは、本来春はのどかな季節であるのに、人は桜が咲くのを待ち、
散るのが気になり落ち着かないという事を歌った短歌ですが、
桜が咲くことを嘆くことで、
逆に桜の美しさをより際立たせていますね(^_-)-☆。
🌸『散ればこそいとど桜はめでたけれ 浮き世になにか久しかるべき』
は伊勢物語第82段に載っている短歌です。
散るからこそ、桜はいっそうすばらしいのです。このつらい世の中で、
一体何がいつまでも変わらずにいることができるでしょうか、いやできません
といった歌です。
人は生まれた時点で「寿命」という余命を宣告されて生きていることを
忘れてはいけない・というような事を言っているのです(*^-^*)
四季のある日本の国花の桜。
暖かな春が来ると一斉に咲き一斉に散る、淡い薄紅色の可憐な桜は、
古来から日本人に愛されてきたのですね❣
桜🌸の、潔さ、もの悲しさ、はかなさは、
日本人の持つ、『諸行無常』『もののあわれ』といった美学の感性や、
物事は全て移り変わるという『仏教の無常観』に、ぴったりだったのですね❣