歯周病で認知症10倍
地域のホームドクター『座間歯科医院』
場所は住宅街の中にあります🏡
最寄り駅は相武台下です✨
座間歯科医院 院長です🌿
<認知症の種類>
認知症のうち、全体の約70%はアルツハイマー型認知症です📚
脳血管型認知症は約20%、レビー小体型認知症は約4%です。
これらは「三大認知症」といわれ、全体の約94%を占めています👓
さて前回のおさらいです💖
認知症を引き起こす病気であるアルツハイマー病、その原因物質である異常タンパク「βアミロイド」があります。
歯周病菌があると、βアミロイドの蓄積率が10倍まで上がる😢 とのお話をしました。
何故 歯周病菌が血中に入ると、脳の中のβアミロイド(異常タンパク)が増えるのでしょうか?
気になったので、調べてみました📚
九州大学や北京理工大(中国)などの研究チームによると、歯周病菌(Pg菌)を3週間連続投与することによって、正常な中年マウス🐭の肝臓にて、アミロイドβが作られることが分かりました✨
アミロイドβは脳内に血液を送るためのゲート(血液脳関門)を通り抜け、脳内にアミロイドβは蓄積していました💦
この研究は歯周病によるアルツハイマー病の新たな関与メカニズムを示しています。
歯周病の予防ならびに治療によって、アルツハイマー病の発症と進行を遅らせることも可能だと考えられます✨
<研究者様からの一言>
『歯周病菌感染は歯茎など炎症組織で脳内老人斑成分を誘導すると同時にその成分の脳内への輸入を促すことに大変驚きました。
アルツハイマー型認知症の予防に口腔ケアはとても重要です。』
これを拝見し
『私も本当にびっくりしました!
解明された先生方、スゴイです😲
ブラボーです❕』という感想を抱きました。
科学は日進月歩、昔は分からなかった様々な事が明らかになっていきます。
色んなことがわかるようになっていくのは、面白いですね🎵