矯正治療は診断が大事
座間歯科医院 院長です🌿
歯科矯正学の分野では、キレイ(審美的)で、噛みやすく(機能的)、後戻りしづらい(長期予後良好)、な歯並びを作ることが、歯科矯正学の視点からは大切だとされています📚
松戸歯学部大学病院の歯科矯正学講座で、私は二年間の基礎研修を修了させて頂きました。
その時、教授でいらっしゃった葛西先生の講義を受け、感銘を受けた言葉があります✨
「君たち、良い矯正治療のために一番大切なものは何か分かるか?
それはしっかりと検査・分析をし、問題点みつけ正しい治療計画をたてることだ。
君たちは若いから、新しい治療方法や、早く治療をしてみたいと思いがちだ。
だが手先の器用さ・治療の速さなどよりも、しっかりとした分析、治療計画があるかどうかが実は一番重要なんだ。」
当時、まだ臨床経験が浅かった私は、とにかく早く技術の向上をしたい❕と考えていました。
でも技術よりも先に理論がある、と学ばせていただきました😊
なぜ不正咬合になってしまったのか、原因を見つける👀
原因と解決方法考え、適切な方法を選択し、それを実践するために、技術が必要なんだと気づかされました。
小児矯正は装置の使用時間は長め、使用期間も長めな治療ですが、どちらかというと痛みは少な目。だと思います🌷
矯正治療が終わって子供達の不正咬合が治ると、達成感があり、嬉しくなります💖
治療が終わった患者さんの反応からすると
「最初なれるまでは大変だったけど、その後は別に、そんなに大変じゃなかったよ?」
という感じの子が多いです(笑)
小児矯正の範囲において、使える限りの装置や、できる治療の範囲は限られています。
その中で「できるだけ噛みやすく・無理のない範囲で審美的・後戻りを防げるよう」
これからもしっかりと検査・分析をして、正しい診断となりますよう頑張りたいと思います🎶