Dr上原 『オーラルフレイル』

歯科医師の上原 玲子です🌻
趣味は登山、とアロマセラピーです🌲
私は今、座間歯科医院で歯周病治療、予防歯科、小児矯正などをメインに治療させていただいています。

 

休日に海老名市役所に行く用事があり、ついでに血管年齢を測定してみました。

「まぁ、大丈夫でしょう」と思ってたら・・・

実年齢+7歳 だったんです・・・💦

全然大丈夫じゃない😭

 

そんな悲しい気持ちのときに、横に貼ってあった「オーラルフレイル」のポスター

私はよく知らなかったのですが、最近になってでてきたワードみたいです👀

というわけで、本日は『オーラルフレイル』について簡単にお話します。

 

<オーラルフレイル の 概念>

 

お口 = オーラル と、 体の衰え = フレイル が合わさって、オーラルフレイルと言います。

お口が関わる機能が、弱ってしまっている状態を指します💦

滑舌が良くない、食べこぼし、少しむせる、噛めない食べ物が増える、お口の乾燥 などの症状があります👓

 

健康で問題なし > オーラルフレイル > 機能障害 という位置づけです。

オーラルフレイルの段階だと、治療・リハビリ・トレーニングとか頑張ると、改善の傾向がみられる状態となります❣

 

 

<オーラルフレイルが起こる原因>

 

歯周病やむし歯で歯を失うと、お食事、お話、外にいくのも億劫になってしまう方は多いです😓

お口をしっかりと使うことが減っていくことで筋肉も衰えますし、うまく咬めないと丸のみしかできず咽易くもなります😢

 

歯を失った際には適切な処置を受けることが大切ですし、定期検診で歯医者さんにチェックしてもらうことがとても大切✨となります。

むし歯は痛いけど、歯周病はほとんど痛みが出ないで進行することが多いのが特徴ですので、要注意です💦

 

この写真は相模原公園のススキ?? っぽいものです。

私の背丈より高いので、外国のススキだと思います。

ススキを見ていると、年齢を重ねた方と雰囲気が似ているような気がします。

 

<オーラルフレイルは何故言われるのか>

 

厚生労働省と日本歯科医師会が推進してきた『8020運動』というものがあります。

80歳でも歯が20本残っていたら、お食事が何でもかんで食べられる🍴 ということを目標にしています

 

30年前には80歳で歯が20本ある方は、ほんの数%でした。

でもインターネットも普及して、時代も変わりました。

 

今では80歳で40%を超えるほどの方が、8020に成功しています🎉

ご高齢になられた方々の意識の変革が、すばらしいですね📕

 

しっかり咬む、飲み込む、話す、ということは、健康に生きるために重要✨です。

健康寿命を延ばすために、今後 オーラルフレイル に早くに気づき、良くしていく様々な取り組みが行われていくと思われます。

 

私もオーラルフレイルを予防する方法、調べていこうと思います!

院長が得意なあいうべ体操も、おススメですね🌸

 

次回は『8020運動』について👋

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