Dr上原 『金属アレルギー』
歯科医師の上原 玲子です🌻
趣味は登山、とアロマセラピーです🌲
私は今、座間歯科医院で歯周病治療、予防歯科、小児矯正などをメインに治療させていただいています。
今回は『金属アレルギー』についてお話します。
その名のとおり、金属をアレルゲンとして起こる、過敏反応となります。
どういう仕組みで、アレルギーになるのでしょうか❔
かなり化学っぽい話になるのですが・・・
できるだけ簡単にまとめてみました🌼
(化学は目👀には見えないから、私は少し苦手です💦)
<金属アレルギーの発生>
金属は汗や唾液などの溶液(水っぽいものですね)と合わさると、電子を放出します💡
電子を失った金属は、陽イオンになって溶けだします。
お口の中や、皮膚の上でイオン化した金属は、私たちの体の中のタンパク質とくっつきます。
これは自然な状態では人体に存在しないもので、ハプテンと呼ばれます👓
このハプテンがアレルギー(Ⅳ型アレルギー)を起こします💦
金属のみでは、アレルギーは起こらない。
自分のタンパク質でも、もちろんアレルギーは起こらない。
でも、両者がくっつくとアレルゲンとして認識される😓
こういうのを半抗原 と言うそうです。
基本的に金属がイオン化しやすいということは、アレルギーが起こる可能性も高い😭
ということになります。
アレルギーは、起こらないほうが良いに決まっています。
そこで次回は『アレルギーのおこりにくい金属』について お伝えしていきます👋