雷電カレー🍛
座間歯科医院 送迎スタッフの田中です🚗
座間市役所の『みんなのやまちゃん食堂」に、
『雷電カレー』なる物があるのをご存知ですか❓
『雷電』とは、日本の民間信仰や神道における雷の神である雷神様のこと。
雷の光がである『雷光』と、
雷のゴロゴロゴロという音だけが聞こえる『雷鳴』、
この2つが合わさったものが『雷電』です⚡。
俵屋宗達の迫力ある風神雷神図が目に浮かんできますね。
江戸時代に活躍した大相撲史上未曾有の最強の力士が、雷電 爲右エ門。
で、このカレーは❓
第二次世界大戦時に製造された戦闘機『雷電』です。
その名の表す強さにあやかろうと、戦闘機を『雷電』と命名したのでしょうね✈。
なぜ、雷電カレーが座間名物なのか❓
それは第二次大戦中、座間の芹沢公園には高座海軍工廠の地下工場が置かれていて、
戦闘機・雷電が作られていたからでしょう✈。
ですよね・『みんなのやまちゃん』(^_^)v

高座海軍工廠というと、私は台湾少年工の事が・・・思われます。
当時労働力不足に悩まされていた日本は、日本領だった台湾から少年工を動員しました。
応募時の待遇条件は、
『食費と生活費は公費で賄われ、働きながら勉強すれば旧制工業中学校卒業資格を得て、
将来は航空技師への道も開かれる』というものでした。
そして4,500人ほどの少年が、海軍軍属として高座海軍工廠を母廠に、
全国の航空機工場へ派遣されたそうです。
その平均年は14歳。
しかし戦局が悪化する中、待っていたのは勉学とは程遠い過酷な労働だったようです。
また空襲で命を落とした少年工もいたそうです。
今でも日本を第二の故郷と思ってくれる元少年工の方々もいらっしゃるそうですが、
私たちも海を渡ってきてくれた台湾の少年達のこと、忘れてはいけないと思います。
にしても、雷電カレーのボリューム感、凄いですね~‼
雷電カレーに心惹かれながらも、この素晴らしいボリューミーさには太刀打ちできず、
シンプルカレーをいただきながら、今、カレーを食べられる平和に感謝しました💓
スパイスがきいていて、美味しかったです・ご馳走様でした~🍛