庚申塔
座間歯科医院 送迎スタッフの田中です🚗
送迎途中、星谷寺近くの踏切沿いの道をちょっと入ったところに、
緑の木々で先の見えない、ちょっと気になる小道があります。
登り口には庚申塔、ちょっと傾いた無縫塔(卵塔)、馬頭観音が建っています。
庚申塔・無縫塔・馬頭観音って・何❓
まずは庚申塔について、ちょっと調べてみました~📖👀
庚申塔とは、中国の道教に由来する庚申信仰に基づいて建てられた石塔です。
道教の教えでは、人間の体内には魂(コン)、魄(ハク)、三尸(さんし)
という三つの霊が宿っているとされています卍。
そして三戸は、上尸(じょうし)・中尸(ちゅうし)・下尸(げし)の、
三種の虫からなっています。
三戸の虫は、庚申(かのえさる)の日、
皆が寝静まった頃に宿主の体内を抜け出し、
宇宙を支配する神・天帝 に、その人の悪事を報告しに行くそうです(◎_◎;)。
それによっては、天帝から寿命を短くされたり、
天帝の命を受けた邪鬼によって、悪さをされるから大変~‼
そこで三尸の虫が体から抜け出さないよう、猿田彦や青面金剛を祀り、
庚申の前の日から寝ずにお参りをしたのが、庚申講の始まりだそうです。
当初、貴族の行ないだったものが、
江戸時代に全国の農村で、庚申講として大流行ー‼
近年では、夜を徹してお参りすることは無くなってきましたが、
皆で集まり、お参りし飲み食いすることにより、団結力や親睦を、
深めていたのではないでしょうか(^_^)v
なんだかこの小道を進んでいくと、今でも三戸という異形の者たちがいる、
魑魅魍魎の世界に迷い込むような・・・、そんな気がします(^_^;。
な~んていった、空想を書きたてられる素敵な小道です💕
本当はね、この道は谷戸山公園にある三峰神社に続いているんですよ(^_-)-☆