すごいですね! 本庶先生🎵
歯科医師の上原 玲子です🌻
趣味は登山、とアロマセラピーです🌲
私は今、座間歯科医院で歯周病治療、予防歯科、小児矯正などをメインに治療させていただいています。
今年もノーベル賞の授賞者発表の時期になりました。
日本人では、本庶 佑先生のノーベル医学・生理学賞🌷がありました❕
『オプジーボ』という癌治療薬を作る為の、基礎研究をなさっています。
7種類の癌に効果のある薬です✨
一般的に私たちが「がん」と呼んでいる病気には、部位により癌・肉腫であったり、色々種類があります。
簡単にいうと「がん」というのは、自分の体の細胞が異常増殖して、止められない状態を言います。
「がん」の発生は自分の体の免疫機構と深い関係があるのです📚
本庶先生は「免疫抑制の阻害によるがん治療法の発見」をされました。
人体には細胞障害性T細胞、というのが免疫機構の中には存在しています。
その細胞の表面に「PD-1」というタンパク質が存在していることを発見されました
(Programmed death-1の略です✨)
そのPD-1は、T細胞の不活性化抑制に重要な役割をもっていること。
さらには、自己免疫(細胞死)から逃れる役割も担っていることが、研究により明らかになったのです。
正直、これだけだとどの位すごいのか分かりにくいですね。
最初のころ、100mgのオプジーボが73万円だった❕
というのですから、値段の高さにも驚き😲です。
薬の発売までにかかった実験、研究、臨床試験のコストなども、莫大だったのでしょう💦
あまりの高額で保険医療制度を圧迫する可能性が高かったため、薬の金額が下げられてしまいました。
それでも1人治療するのに1年間で800万円くらいかかるそうです。
それと本庶先生が素晴らしかったことは、研究だけではないのです❕
後進の育成のためにノーベル賞の賞金、がん治療の特許使用料を母校に寄付されました。
基礎研究の大切さを本当に重んじていらっしゃることが伺えます。
人生の先輩として、見習っていきたい姿勢だと思いました💐