Dr上原 『ハイブリッドセラミックの保険適応』

歯科医師の上原 玲子です🌻
趣味は登山、とアロマセラピーです🌲
私は今、座間歯科医院で歯周病治療、予防歯科、小児矯正などをメインに治療させていただいています。

 

歯科界では、大学病院や教育機関などでの研究により、新しい治療方法が日々開発されています。

『ハイブリッドセラミックス』もその一つです。

 

CAD/CAM冠を使用したハイブリッドセラミックス治療は、H24年、H28年と続けて保険改定を受けています。

 

これは歯冠形態の三次元計測と復元(CAD/CAM)に関する研究エビデンス(効果が証明された)ことから、国で認める保険診療にしてあげよう💐 ということになったそうです。

 

この写真は、目久尻川の近くのコスモスです。 

一生懸命上に伸びていこうとする姿が、コスモ 宇宙を目指しているようで、格好いいですね💖

 

話はとびますが、歯学部は5年生になると大学病院での見学と一部診療への参加をさせてもらえる「登院実習」(とういんじっしゅう)が始まります。

今まで習ってきた知識の確認と共に、先生の処置がどのような理論の元行われているのかをレポートにまとめたりします。

 

学生は二人一組でペアを作り、先生方の診療のアシストに入ったり、1年間一緒に見学します👀

私のペアは賢く気が利く、クラスでもとびきり可愛い女の子でした🌼

きっと周りの男子学生は、私のことを羨ましく思っていたに違いありません(笑)

 

さて私が大学病院で見学について先生で、疋田 一洋先生という歯科医師がいました📚

実はこの方、CAD/CAM冠 ハイブリッドレジンブロックの研究の第一人者でもある方だったのです✨

ハイブリッドセラミックスの保険適応の為に重要となった研究論文を書かれています。

 

先生の功績を何も知らなかった私は、ハイブリッドセラミックの保険適応が開始する時に行った講習会で講師としていらしていて、びっくりしました😲

今は母校で教授職につかれているそうです👏

 

基礎的な研究は、今すぐに役にたたなかったり、特許取得に繋がらないものも沢山あります。

私は疋田先生の研究が時代を先取りしていていたことが「研究のセンスがあってすごいなぁ~」と思います。

同時に昔は「先生の研究、何か変わったことしてる」って思われてたんじゃないかとも思います。

(私の勝手な想像ですが)

 

ともあれ、CAD/CAM冠のハイブリッドセラミックス治療に健康保険が使えるようになった事は、すごいです❣

患者様にとって治療の選択肢が増え、喜ばしいことですね😊

次回は『ラミネートべニア』について👋

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