Dr上原 『歯周病』
歯科医師の上原 玲子です🌻
趣味は登山、とアロマセラピーです🌲
私は今、座間歯科医院で歯周病治療、予防歯科、小児矯正などをメインに治療させていただいています。
今日は『歯周病』についてお話したいと思います。
歯周病は、日本人30代の8割、50代以上の9割の方がかかっているというデータがあります。
歯を失う原因の第1位といわれています💦
これはもう歯がある限り、全ての方に関係のある病気といえるでしょう。
歯周病は歯と歯茎の間にある「歯周ポケット」にプラーク(歯垢)が溜まり、歯周病細菌が増えることで起こります。
病状としては、最初は歯周病細菌の出す毒素により、歯茎がはれ、歯ブラシの時に血が出やすくなります。
続いて歯肉や歯を支える顎の骨が破壊されて、歯が以前よりも長くなったように感じたり、歯並びが悪くなったように感じます。
更に悪化すると、骨が深い部分まで溶けてしまい、最終的には歯が抜けてしまいます。
歯周病は悪化していく間に、痛みなどの自覚症状を感じにくいです。
日々の生活の中で、何年もかけてゆっくりと進行します。
一度歯周病細菌により破壊されてしまった、骨や歯根膜などの歯周組織は元通りには治りません・・・🍃
「歯がグラグラする」と歯医者にいったときには、歯を守ることが難しいこともあります😭。
歯の健康診断のつもりでお早目に歯医者に来ていただくことが、おすすめです💖