実践的口腔ケアセミナーに参加してきました!
座間歯科医院 歯科医師の上原 玲子です
私は今回は高齢者の口腔ケアについて、お話したいと思います。
最近よく聞くようになった、誤嚥性肺炎という言葉を知っていますか?
お口の中の食べ物や細菌が肺に入ると、誤嚥性肺炎が起きます。
実は肺炎は65歳以上の方のお亡くなりになる原因の上位に入っているのです
高齢の方に口腔ケアをすることで誤嚥性肺炎、インフルエンザを予防できるという研究論文があり、口腔ケアは医療費の抑制にもつながるとされ、今注目されています。
私は先日、相模女子大学で「黒岩 恭子先生による 実践的口腔ケアセミナー」に参加させていただく機会がありました。
黒岩先生は私より大先輩の女性の歯科医師でいらして、30年以上口腔ケアに携わっていらっしゃいます。
セミナーの実習ではお口が乾燥してお話、お食事ができなくなってしまった状態を体験をしました。
喉に何か張り付く感じが苦しくて、声がうまく伝わらないことは、こんなにも辛いことだったのか・・・と驚きました
クルリーナブラシと保湿剤を使った口腔ケアで潤いが与えられ、汚れが取り除かれると、とても良い気持ちがしました
将来自分で歯磨きや食事が出来なくなった時に、きちんと口腔ケアをしてもらえたら、幸せだと思いました
今回私は
①口腔ケア方法 (クルリーナブラシ + 保湿ジェル + ミスト)
②唾液腺のマッサージ
③舌を動かす リハビリ
などを習ってきました。
ご自身の健康の為、また大切な家族の為に口腔ケアをしたい、と思われる方たちのお役に立てるよう、
今後院内でも情報をお伝えしていきたいと思います

下の写真はクルリーナブラシの仲間のモアブラシです