脳の老化 と 歯周病

地域のホームドクター『座間歯科医院』

場所は住宅街の中にあります🏡

最寄り駅は相武台下です✨

座間歯科医院 院長です🌿

さて本日は「脳の老化と歯周病」についてお話したいと思います。
老化・・・ 誰だって生きてれば年をとりますが、老化現象というと困った感じがしますよね💦
もちろん脳も老化しますが、歯周病を患うことで、その老化が加速してしまうそうなのです🍂

歯周病が原因で死亡した、という話は聞きませんが、歯周病が原因で認知症が悪化することはあります⚠

2025年には65歳以上の5人に1人、約730万人が認知症になる。という試算が厚生労働省よりでています👓
軽度認知症もふくめると、認知症1000万人❕(全然めでたくないです😢)
も時間の問題なのだそうです。

人口の1000万人も認知症となったら・・・・ 大変そうです。
逆走車が日常化し、クリニックに突撃する車が増え、セルフ会計は混乱するでしょう。
予約制のクリニックなのに、予約どおりに誰も来ないし、時間を間違える患者さんばかりになりそう💦
なんて思ってしまいます。

将来なりたくない病気のNo,1は認知症、とまで言われています。
私も認知症はなりたくないです🌿

そこで35歳からは歯のケアをしっかりしよう✨と認知症の専門医の先生が提唱されています👓



<歯周病は歯を失う一番の原因❕>

予防歯科の普及、学校検診の成果なのか、日本の子供達には虫歯がどんどん減ってきています🏫
一方、20歳以上の日本人の8割に歯周病はあるというデータがあります📚

そのため、歯周病のコントロールができていない方は、40~50代で少しずつ歯を失っていきます。
歯周病の特徴は慢性疾患であるため、急には進みません。
ちょっと歯ぐきから血がでたり、歯ぐきが腫れてたり、お口が臭ったり👄
そんなことが何年も続いている内に、歯周病菌の出す毒素により、歯槽骨が溶けて歯がユラユラしてきます。


一度溶けた骨が元通りに再生していくことは難しく、歯並びは悪くなり、歯が浮く感じがします🦷
最終的には歯周病により、その歯は自然と抜けてしまうのです😢 
抜ける直前には「噛むと歯が痛い」「歯並びが悪くなった」「歯が浮いてきた」という症状を感じる方が多いです📚

日ごろ患者さんを拝見していて、どうしても治療として歯を抜かないことがあります🏥
すごくいたい!とは強い症状がない場合、大抵の方は抜歯することを悲しんでいらっしゃいます。
歯周病で溶けた骨は自然には戻らないし、歯周病で抜けてしまった歯を元通りにすることはできません。

ぜひ30代から歯周病の無い、良い状態の口腔内を守っていってください🌻
ご高齢になっても自分の歯で好きなものを食べられたら、幸せですよね🎵

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