表面麻酔と乳歯の抜歯
地域のホームドクター『座間歯科医院』
場所は住宅街の中にあります🏡
最寄り駅は相武台下です✨
座間歯科医院 院長です🌿
本日は『表面麻酔と乳歯の抜歯』について、お話します😊
虫歯、歯周病、親知らずの炎症など、歯科において色々と痛みがでる病気はあります。
歯科では、治療中の痛みを感じさせないために麻酔を使うことが多々あります。
座間歯科医院でも、局所麻酔薬を使用しており、特に表面麻酔、浸潤麻酔を行っています🌻
<抜歯の麻酔>
①表面麻酔+浸潤麻酔:比較的麻酔注射が痛くない、治療中も痛くない。 おすすめ
②表面麻酔のみ:麻酔の注射はなし。 塗り薬の麻酔だけ。治療中は結構痛い。
今回は子供達が気になっていそうな「表面麻酔だけで本当に歯が抜けるのか?」
保護者の方が「注射しなくていいなら、うちの子でもできるんじゃない?」と興味のある
表面麻酔薬と抜歯について、ご説明します。
<表面麻酔薬とは>
「ジンジカインゲル」という、比較的苦味が少ない塗り薬です。
基本、麻酔の薬って苦くておいしくはないんですけどね👓
ぬり薬で、黄色っぽい色をしてて、まるでバナナの香り🍌がします。
当院では『できるだけ痛くない治療』を目指しているので、基本的に患者さん皆さんに、表面麻酔をしてから注射をしています。 粘膜面に塗ってから注射すると、針を刺す痛みを和らげる効果があります💗
<表面麻酔で抜歯する時>
たまに子供の歯で、次の大人の歯が生えてきているんだけど、なんだか怖くて自分では歯が抜けないときなどありますよね👦👧
『表面麻酔のクリームだけじゃなくて、ちょっと注射したほうが痛くないよ❓
先生はその方がオススメだな~』
と、最初に患者さん本人にお話しします。
実際、麻酔の効き目の強いのは、注射もした方ですしね。
話をした結果、お子さんが『それでも表面麻酔だけにして、注射は嫌すぎる・・・・』
と言っている場合、表面麻酔のみでの乳歯の抜歯を考えていきます。
<表面麻酔のみで抜歯の 基準>
①歯の根の残っている量:すっごくユラユラ、歯根ほぼなし。
その気になれば、歯科医師なら手指や抜歯鉗子なら抜ける。
②本人の痛みへの耐性:患者さんは短時間なら、動かずに我慢できそう。
③保護者の方、本人の同意:浸潤麻酔の注射よりは痛みを感じること。
治療してみて患者さん本人が「動いちゃう、泣いちゃう、治療の中断を求める」時など、無理そうならやめます。この内容で、了承いただけていること。
表面麻酔のみでの抜歯は、ある意味おまじないのようなものです。
ゆっくりと時間をかけていても、表面麻酔の効果が切れてきちゃって痛いので、スポっと抜歯するように心がけています。
興味があったら、一度検診してできそうかチェックしますので、お気軽にご相談ください👋